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磁石でカラス撃退
  ごみの集積所を荒らすカラスは、どの地域にとっても悩みの種だ。平塚市内の自治会が今春から、ごみを覆うネット(カラスよけネット)に市販の磁石を取り付け、カラスを撃退する実験を始めた。効果が出ていることから、被害の訴えが多い順に取り付け、今では9カ所にまで広がった。自治会では「実験を来年春まで続けて結果をまとめ、全域に広げるかどうか、結論を出したい」と話す。(asahi.com2007年10月25日)
これは建築にもハタケにも使えそうですね。 ハトの被害も各地であるようですが、試してみる価値がありそうです。 20071026.jpg
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「減築」ということ 04


(「減築」ということ 03よりつづき)

「減築」という考え方に対する当時(2000年)の反響はとても様々でした。
ワークショップに参加している各大学の教授や建築家たちは
「今後ひろがりがある考え方」として多大に評価してくれたのですが
一方、就職活動などでこの作品を持ち込んでも全くといっていいほど
反応がない。
当時の不況や容積率一杯の設計をしている仕事においては、「減築」という
マイナスイメージや容積を余らせていくようなイメージが現実レベルで
捕らえにくかったのだろうと思います。

言葉は時代背景をベースに造られ利用されていくので、「減築」という
今のブームは「好況」を示していると考えてもよさそうです。

このキーワードを生み出す最大の難しさは、例えていうならば
「不況のときに、好況をイメージする」ことでした。

バブル時代に不況を想定して手を打っておく。
不況のときに、好況へ向けての準備をする。

これはハタケと一緒で、季節を先取りして措置をとらないと
次の季節に収穫ができません。

これがなかなか難しい。

つづく

(このワークショップのダイジェストを見たいかたは、
彰国社の建築雑誌「建築文化2000年9月号」P131~ 第2回減築 をご覧になってみてください。

□□□□□□ デザインスタジオ スペースファクトリー □□□□□□
菜園生活のススメ.vol 19

冬に向けて準備完了!
たまねぎ用のマルチを掛けて、葉もの野菜の種を蒔いた。
冬の鍋物をイメージして。

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巨匠なき時代
 東京・六本木の国立新美術館など「共生の思想」に基づく作品で国際的にも知られた、建築家で文化功労者の黒川紀章(くろかわ・きしょう)さんが12日午前8時42分、心不全のため東京都新宿区の病院で死去した。73歳だった。連絡先は東京都港区赤坂1の12の32、アーク森ビル13階。葬儀は親族のみで行う。妻は俳優の若尾文子さん。9日から入院していた。  晩年は都知事選などの話題でも知られたが、建築家として20代から活躍し、スケールの大きな発想の建築を生み続けた。

 愛知県生まれ。京都大学建築学科を卒業後、東京大学大学院で故・丹下健三氏に学んだ。大学院時代に、時代や用途に応じて建築を増殖させることを唱えた「メタボリズム(新陳代謝)・グループ」を結成した。

 中銀カプセルタワー(東京都中央区)、国立民族学博物館(大阪府吹田市)など作品は数多く、海外でも、オランダのゴッホ美術館新館(98年)、クアラルンプール新国際空港(98年)などを手がけた。カザフスタンや中国で都市計画にも参画した。98年に日本芸術院会員、06年に文化功労者。共生新党党首。
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(asahi.com 2007年10月12日17時06分)

2006年は篠原一男氏、そして今年は黒川紀章氏が亡くなった。特に篠原先生は大学院時代に特任教授として授業をして頂いたことや作品を見ていただいたことがある。身体の大きさからは想像できない、とても大きな手をしていて、「この手があの作品を生み出すのか~」と驚いた思い出があります。
黒川先生は選挙やTVなどで一般の方に周知された感がありますが、建築家としての素顔はNHK教育「世界わが心の旅」などを見ていただくとよいと思います。
「時代の潮流をつくる建築家たち」が徐々に減ってきている。

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「減築」ということ 03

(「減築」ということ 02よりつづき)

新しい言葉は、既存にあるものを異なるステージに置き換えることが
可能となります。

ごみはゴミ箱の中にあればタダのごみですが、処理場という
あらたな環境に置くことで「資源」に生まれ変わります。
また、畑に生っているトウモロコシも、環境が変わるとバイオガソリンに
なる。

こんな風に、そのものが置かれた状況(ステージ)を見直すことで
価値を再評価することができます。

その時に必要なのが「キーワード」です。

新たな価値を見出すには、その価値を表現するための「新しい言葉」が
必要になります。

そういう意味でも、「減築」という言葉は既存の建築を再評価するときの
ひとつの尺度としてとても意味がある言葉になりつつあります。

つづく

(このワークショップのダイジェストを見たいかたは、
彰国社の建築雑誌「建築文化2000年9月号」P131~ 第2回減築 をご覧になってみてください。

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農園付き宅地
 1000平方メートルの農園付き住宅地が20年タダです――。「袋田の滝」で有名な茨城県大子町は人口減少に歯止めをかけようと、町外の人たちに遊休町有地を長期無償で貸す制度を作る。同町は住宅建築にも手厚い優遇策を用意し、10年間で5億円弱と見積もる経済効果を狙う。

 大子町は福島、栃木両県に接し、人口は約2万2000人とこの20年で約2割減った。

 無償で貸す土地は、旧営林署の苗畑跡地を800~1745平方メートルに分割した15区画。募集は10月1日から年末まで。条件は、町内業者を利用して住宅を建て、年間約90日以上滞在すること。少子高齢化対策として世帯主の年齢を「おおむね65歳以下」とする。土地に農園はあるが、農業をするしないは自由だ。
(asahi.com 2007年09月24日09時12分)

金銭的なメリットで過疎化って解消できるのか、ちょっと興味があるニュース。15区画くらいなら実験的な意味も含めて世帯主の年齢を「40歳以下」ぐらいに設定するとうまくいくような気が・・。「65歳以下」という設定がちょっと消極的な感じがしましたが、どんな世代が借りるのか楽しみです。
(20年で2割減は数学的には年1%減だから自然の摂理に近いような気がするのですがどうなんでしょね。)
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「減築」ということ 02

(「減築」ということ 01よりつづき)

「減築」とは、平たく言うと、「不要と思われるものを各自で出しあって、
みんなに有効になるように再配分・還元する」という考え方です。

この考え方は、大雑把に次の二つのモデルケースに注目することから
導き出しました。
1. 容積率目一杯の経済空間に関して
2. 農村部における「結」のシステム

1については現状を見るとおりに、販売メリットとしては価値を有する
ものの、生活空間としての豊かさや外部空間に対する街区・都市的景観や
文化の価値創造に欠けている部分があることなどが上げられます。
一方で2については、農耕民族である日本人が「生活の中で」生み出した
相互扶助の考え方が建築的に可能ではないだろうか、ということです。

「建築の空間」と「生活の中で育まれた自然な感情から生まれるシステム」を
うまく掛け合わすことで「減築」という考え方が成立すると考えたわけです。

つづく

(このワークショップのダイジェストを見たいかたは、
彰国社の建築雑誌「建築文化2000年9月号」P131~ 第2回減築 をご覧になってみてください。

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世界最小の犬小屋

少し肌寒くなってきましたね~
団子屋さんの釜の下に看板犬発見。
とても暖かそうだ・・。世界最小の犬小屋。

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「減築」ということ 01

今回は「減築」というキーワードにまつわる話をしようと思います。

近年、新聞や建築界で「減築」というキーワードがよく出てきます。
インターネットで検索すると様々なメディアで取り上げられていますので
ご存知の方も多いはず。

僕がこのキーワードに深く関わったのは、1999年(当時大学院1年生)でした。
1999年5月、インターユニバーシティー・ワークショップという企画に参加したときのことです。
この企画はあるテーマに対して参加大学が提案をし討論をするという企画で、最終的には、彰国社の建築雑誌「建築文化2000年8月号」から毎月各大学の提案を紹介していただける機会を得たものです。

このワークショップの基幹テーマは「社会資本としての都市住宅構想」でした。

1999年、つまり世紀末に「社会資本」としての建築のありようを問う、
というテーマはとても新鮮で、そして21世紀に向けての建築業界の方向性
としても意味のある深いテーマであったことを覚えています。

当時、都市の建築はスクラップ&ビルドを繰り返し、供給過剰と思われるマンションや建売住宅が林立しながらも日本経済は低迷期を抜け出せずにいるという、
閉塞感漂う時代背景がありました。
就職活動も今のようの売り手市場ではなく完全に買い手市場。

そのような中で「社会資本としてのストックを再定義・再評価し、
その資本を再配分するシステム」という視点から「減築」というキーワードを
打ち出しました。

つづく

(このワークショップのダイジェストを見たいかたは、
彰国社の建築雑誌「建築文化2000年9月号」P131~ 第2回減築 をご覧になってみてください。)

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